【WJ記事_04】<ウェブ活用その3>自社HPは会場や種類により考え方が変わる(2021/2/10_136号)

頑張りすぎないページでも十分に機能する会場も


   


自社にとって媒体からの流入はどれくらいか

  自社のウェブサイトは会場の体裁によって違うのですが、自分たちにブランド力がなく、ゼクシィの広告の質や量により変動する店があります。そういう店にとってはゼクシィの誌面に合わせた情報が、自社HPに乗っており、新郎新婦など興味がある人が誌面よりももう少し知りたいというような情報が乗っている程度で十分機能します。  逆に立派過ぎるサイトを作ったからと言って、増えるかというと、増える理由もありません。なぜなら流入の中心がゼクシィとゼクシィnetだからです。そこに加えて、結婚式の質が極めて高いとか、お客様に対するホスピタリティがすごくしっかりしているとか、お客様に支持されている店はお客様の喜びの声などのパーティレポートが肉付けがされていると、ゲストは当然招待状だけを見てくるだけではなく、アクセスしてくることもありますから、素敵な結婚式であることがわかり、挙げている式も安心できそうとういうことで安心できると増幅していくと思います。  ブランドもなく、結婚式もいまいちで、広告で数字を作っている会社にとっては、自社HPはむしろ頑張らないくらいでもよい優先順位になります。がんばっても直接流入してこないからです。そのブランド感にあった最低限おしゃれなページであればよいのです。


施設が弱い、広告も少ない会場は!?

  その一方で、結婚式をしっかりしているんだけど、施設が弱い、広告もいまいちだというところは、べたでも良いので、自社HPがきちんと更新されていて、そこでお客様が見て、この会場は頑張っているねというのがわかった方がいいでしょう。  しかし、それでゼクシィに出している会場に勝てるかというと、結婚式に何回も列席して来れば飽きてくるのでそれだけでは無理です。一時的に口コミも多い、HP経由が多いと話していたような会場も金属疲労を起こしたかのように落ちる。今はそういうふうことは少なくなりましたが、今は新規とその会場のブランド感にあったリピートモデルと新規流入のバランスが合えば業績は保てますが、過剰に口コミに力を入れ過ぎると、似た客が増え過ぎて結局似た結婚式ばかりになり、よっぽどそこで出される食事がマヒさるくらい美味しくなければ、飽きられてしまいます。例えば、年に6回は食べたいねとなり、また結婚式に呼ばれた、ラッキーとなればよいですが、もしくは毎回名物の演出があるなど中毒性の高いものがあり、リピートしていくようなものがなければ、レベルが高い低いではなく、どこかで目が覚めて、他の会場に行ってしまう。  それなりの商品力があれば別ですが、一般的にはそれなりのリピートと新規の補充は必要で、新鮮なものを入れ続けていくというバランスが、人気店であっても必要です。


ブランド力のあるH ブランド力のないH

   一方で、複数業種を持っており、ホテルなどの一部門ですよと言った時は、ホテルのブランドが婚礼にとって良いものであれば、そのブランドから流入が多いわけですから、そのブランド感を生かした広告やHPにすればよいのです。  上位にあるホテルが、ビジネスホテルやレジャー向けホテルなど関連性が低いものであれば、婚礼のページはきちんと別の価値のあるページを作る必要があります。ホテルでもホテル名が評価されない、別の価値を作って行く必要があります。集客のバランスや上位の会場のバランスによって変わります。確実に同じであればよいというものでもないのです。  では、こうした中で、ブランドもないホテルです。あったとしてもウェディングに有利になるかわからないという場合はゼロからコンセプトを説明し直し、あくまで宿泊として役に立っている程度にして、ウェディングに対して、こんなに変わるんだというイメージを作っていくしかないと思います。ではそこでナビゲーションバーに何を入れるなど細かいところもありますが、そういったところよりも大きな問題があるので、連動させない。


見たい情報がすぐに取れるように

  そして、ハウスウェディングはどうなのかいうと、大きい式場と違いが出るように、貸切がいいと思われないと大手に負けるケースがあるので、貸切の表現がある。ただ、ゼクシィというところから情報があり、本誌を半分くらいの人は見てくるし、残りの3割くらいもなにかを見てくるので、どちらかというとゼクシィが強いところで、HPを見に来ました。申し込みだけのために来ている人もいるし、今はコロナのことを知りたい人もいる。すごく素敵なHPもいるかもしれないが、つまみ食いで情報が入手しやすいような情報の整理がトップページにもされている必要がある。  今から全部のページをしっかりみましょうというひとのためだけのページではダメで、欲しい情報がすぐに取れるようにしておく必要があります。例えばコロナの対策がすごく下流にあっても気がつかないので、トップの画面からスクロール3つくらいまでの範囲にちゃんとHPに来訪した人が情報を持っていけるようにしておかないと拾えない。  列席経験があるとか、ゼクシィを見たけれども、何社かのうちの何番目というようなところは、優先順位を上げてもらわないといけないので、立派なパンフレット以上の価値を感じてもらえるサイトを作らないといけないのです。かつ、本誌で載せきれない情報を補てんし、ページ数の多い会場と戦えるようにしておかなければならないのです。  ページの多い会場は他の店の写真を使ったりしているようなところは、むしろHPの方がチープだったり画一的だったりするケースもあるので、すぐにフェアアクションにさせないと逆にダメなケースもあります。かける予算によりかわりますが、ウェブならではのおしゃれな動画が入っていたり、写真が違う、特殊な背景が動いていたり色々やって高級そうと見せる手法もあれば、普通に金額の高くない中堅店という形で、充実したバリエーションが多いよというようなページでもいい場合もあります。  HPは戦略に直結する部分でもありますが、あえてこだわりすぎないというのもひとつです。また、トレンドを追いかけ続ける式場は、HPもイマドキ!、など、発信内容とつじつまの合うHP戦略をお願いします。


<最新情報はウエディングジャーナルにて掲載中>

サービス情報

NEWS

4D BLOG